知っておきたい事
小学生となって、歯の生え変わりも進んできますが、個人差もありますので、早い、遅いはあまり気にしないで下さい。
まず上下の前歯4本、計8本が生え変わりますが、その後はしばらくそのままです。
高学年になって、残りの乳歯が抜けてきますが、それでも、最も奥の乳歯は6年生でも抜けていない場合が多く見られます。
いずれにしても、永久歯は揃ってきますので、しっかり歯ブラシをすることはとても大切です。
むし歯の予防法
この時期、小学生に「今、自分のお口の中に大人の歯が何本あるか知ってる?」と訊くと、前歯の本数だけ数えて、6本とか8本とか答える人がいます。奥歯、6歳臼歯を数えていないのです。
6歳臼歯は、乳歯が抜けて、生えて来た訳ではないので、大人の歯と思っていない子供達が多いようです。
本人に任せると歯ブラシが不十分になりがちなので、できれば仕上げ磨きを行うか、良く説明して歯ブラシに気をつけるように、説明してあげましょう。
また、6歳臼歯にはシーラントも利用してムシ歯を予防しましょう。
歯肉炎が見られるのもこの頃です。歯ブラシが不十分だと、ハグキの汚れがそのままになってしまい、腫れぼったく、血が出てきたりします。歯ブラシをハグキまであてて、ピンク色の引き締まったハグキを維持しましょう。
むし歯ができたら
乳歯の場合は永久歯との生え変わりが近いので、時期が来るまで、なんとか使うようにしていくようにします。進行止めなどを使います。
永久歯の場合は必要な処置を行います。