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虫歯はなぜ痛い?

2023.02.22

こんにちは!
北九州市小倉北区のひらい歯科クリニックです。

虫歯ができるとなぜ痛い?

かたい歯の中には神経があります。そのため、冷たい水がしみたり歯が痛んだりといった感覚があるのです。歯の構造から、痛みの仕組みをみてみましょう。

歯は体の中で一番かたい!!

顎の噛む力は、成人男性で約50㎏、女性では約40㎏であると言われています。このような体重と同様の重さが食事ごとにかかっても、歯がすり減ったり欠けたりしないのは、その重さに耐えられるだけの強度があるからです。歯の表面を覆っているエナメル質は、体の中で1番かたい組織です。

エナメル質はかたいのに虫歯になるの?

歯は水晶のような硬さがあるものの、酸には弱いのです。酸のかたまりである歯垢がくっついている状態では、エナメル質も時間をかけて溶かされ、穴があいてしまいます。溶けたエナメル質は元に戻ることはできませんし、虫歯の穴は自然に修復することはありません。エナメル質には神経は通っておらず、エナメル質までの虫歯は痛みがありません。しみるような痛みがあるときは、エナメル質の下にある、象牙質まで虫歯が進行していると考えられます。象牙質には、神経に通じる細い管があるからです

痛みにもグレードがあります!

象牙質をこえて、虫歯が進行すると、ズキンとした痛みを感じるようになります。これは象牙質の下にある歯髄(歯の中の神経)に炎症が起きているためです。さらに悪化すると、寝れないほどの激しい痛みを伴います。この段階になると、歯髄を抜く治療を行います。そしてさらに虫歯を放置すると歯が溶けて、歯髄も死んでしまいます。こうなると痛みも感じないので、人によっては放置してしまいがちになります。

歯髄を抜くとどうなるの?

歯髄は、歯に栄養を送り、歯を生き生きとさせています。その歯髄が死んだり、抜いてしまうと、歯本来の抵抗力がなくなり、もろくてかけやすい歯になってしまいます。歯髄を抜くことはできるだけ避けたい処置ですね

虫歯の進行の段階、わかりますか?

C1の虫歯→エナメル質に虫歯が侵攻
表面のエナメル質が溶け始めた、ごく浅い虫歯。ほとんど痛みはありませんが、冷たいものがしみることがあります。この段階の治療は比較的簡単な治療で済みます。

C2の虫歯→象牙質に虫歯が侵攻
エナメル質を虫歯が越えると、象牙質に達します。象牙質はエネメル質ほどかたくないので、進行が早く、虫歯が歯髄に近づくにつれて、冷たいものでしみるようになります。この段階の治療はC1とほぼ同じですが、削る範囲が大きいため、詰め物を選択したり、歯髄を守るための処置が必要になることがあります。

C3の虫歯→歯髄まで虫歯が侵攻
この段階になると大きな穴があいています。歯髄炎を起こしているため、激しく痛み、進行すると歯髄が死んでしまいます。この段階の治療は、歯髄を抜いてクラウンなどのかぶせものをします。治療期間は1カ月以上かかることがほとんどです。

C4の虫歯→歯がボロボロ、歯がないようにみえることも...
歯の頭がなくなり。根だけが残っている状態です。歯髄が死んでいるので、痛みは感じませんが、残った歯の根は化膿したり、腫れて悪臭があったりします。この段階の治療は、抜歯が必要になることもあります。

院長 平井典和

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