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子どもの指しゃぶりについて

2023.06.26

今回は、子どもの指しゃぶりについてご紹介します。

生後2~3ヶ月頃から指しゃぶりをする赤ちゃんは多いですが、3歳頃になっても習慣的に指しゃぶりを続けていると、歯並びや噛み合わせに影響が出る場合があります。

指しゃぶりが歯並びや噛み合わせに与える影響とは

赤ちゃんにとって、指しゃぶりは吸てつ機能を育成するための生理的な行動です。したがって無理に辞めさせる必要はありませんが、3歳以降も指しゃぶりを継続的に行うと顎の骨の発育や歯の生え方に影響が出る可能性があります。指しゃぶりが原因とされる不正咬合には、出っ歯(上顎前突)や開咬(上下の歯を噛み合わせたときに前歯に隙間があく)、上顎歯列弓狭窄(上顎の歯列の左右の幅が狭くなる)、下顎遠心咬合(下顎の歯並びが子法にずれる)などが挙げられます。

3歳以降も指しゃぶりをやめられない原因とは

乳児期の指しゃぶりは健全な精神発達段階の一つとして必要な反応ですが、3歳以降も指しゃぶりをしてしまう原因として考えられるのは不安やストレスです。特に、3歳前後は保育環境の変化など精神的なストレスや寂しさを感じやすい時期なので、それを紛らわすために指しゃぶりをしてしまうお子さんも多く見受けられます。また、特にストレスがなくても単に手持無沙汰だから指しゃぶりをしてしまうパターンもあります。いずれの場合も、指しゃぶりをしていることを叱ったりすることは逆効果になる可能性があるので、少しずつやめられるようにサポートすることが大切です。

指しゃぶりをやめるための声掛け

最近では、指しゃぶりをやめさせるようなグッズも売られていますがお子さんによってはかえってストレスや不安を大きくする可能性もあります。自然にやめられるような環境づくりや声掛けを心がけましょう。

・ふとした瞬間に手が口元にいかないよう、手を使う遊びを積極的に行う

・手持無沙汰な時間がないよう、外で体を動かす

・指しゃぶりをしていなかったら、その行動を褒める

・ご褒美にシールを貼るなどして行動の成果を可視化する

・抱きしめる、手をにぎるなどのスキンシップを増やす

・指しゃぶりをしていても強く叱らない

・「指がお口に入ってるよ」のように優しく声をかける

・指しゃぶりを続けると歯並びに影響がでることを話す(ある程度理解できる年齢になっている場合)

まとめ

このように、指しゃぶりは歯並びや噛み合わせに影響を及ぼす可能性があるため、時期に応じてやめさせることも必要です。指しゃぶりや歯並びのことで気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。 

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