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顎関節症の原因と症状、治療方法まで詳しくご紹介

2023.05.08

顎に痛みを感じたり、口が開けづらい、口を開閉するときに顎の関節の音がするなどの症状が続く場合は、顎関節症の疑いがあるかもしれません。これらの症状のうち1つでも当てはまるものがあり、他に症状を引き起こしている病気が見当たらない場合は顎関節症と診断されます。 

顎関節症の原因は歯ぎしりや食いしばり、噛み合わせ、姿勢、ストレスなど多岐に渡ります。障害が起こっている場所によって治療方法も異なり、次に挙げるような4つのタイプに分類されます。

  • 咀嚼筋の障害によるもの

筋肉の緊張や炎症により、頬やこめかみ周辺が痛んだり、頭や首、肩など離れたところでも関節痛が生じます。症状の改善には、筋肉の張りやこりを解消することが必要です。マッサージやストレッチのほか、マウスピースを装着していただくこともあります。

  • 関節包や靭帯の障害によるもの

顎関節の繊維組織に力が加わり、捻挫をしたような痛みや雑音を生じます。症状の改善には、まずは安静が第一です。生活習慣の見直しもしながら、必要に応じてストレッチやマウスピースの装着も取り入れていきます。

  • 関節円板の障害によるもの

円板の形や位置の異常、顎を動かしたときの関節雑音があります。マウスピースを装着するなどして顎関節への負担を減らし、関節円板のずれを抑えることで症状の改善を期待します。

  • 変形性関節症によるもの

顎関節を構成する骨に異常がみられます。レントゲン写真にも異常が現れるほどの重度の症状です。この場合も、治療は関節の安静やストレッチ、生活習慣の見直し、マウスピースの装着が主となります。

どのタイプの顎関節症かを診断するためには、どのような症状やお悩みがあるかをお伺いした上で、レントゲン検査、顎の動きの検査や、顎や咀嚼筋の痛みの検査を行います。必要に応じてMRI撮影を行うこともあります。検査結果をもとに、顎関節症と同じような症状をもつ他の疾患を鑑別し、診断をします。

顎関節症は珍しい病気ではなく、2人に1人が経験するともいわれていますが、何科を受診すればよいのかわからずに放置してしまう方も多くいらっしゃいます。顎関節症の専門外来を設置している大学病院もあるように、顎関節症は歯科で診断・治療ができる病気です。

顎の痛みや違和感が続いている方は、まずは検査を受けていただくことをおすすめしております。

当院までお気軽にお問合せください。

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