歯を効果的に磨くためのポイント
こんにちは!
北九州市小倉北区のひらい歯科クリニックです。
今回は、歯を効果的に磨くためのポイントを3つご紹介します。
歯ブラシの選び方
最近は様々な形や大きさの歯ブラシが市販されています。効果的に歯を磨くためには、まず歯ブラシ選びが重要です。ご自身のお口の大きさや力の強さ、またお口のお悩みに合わせて選ぶようにしましょう。歯ブラシの選び方は以下の3点を参考にしてください。
ヘッドの大きさ
大きすぎても小さすぎても操作性が悪くなってしまいます。上の前歯2本分ほどの幅と同じくらいのヘッドの大きさのものを選ぶようにしましょう。
毛先の形状
むし歯予防には、歯ブラシの毛先がフラットで汚れを均一に落とせるようなものが適しています。歯の表面はもちろんのこと、むし歯になりやすい歯と歯の間もしっかり磨くことができます。歯周病予防には、先端に向かって毛先が細くなっているものが適しています。歯と歯ぐきの間を丁寧に磨くことが歯周病予防の第一歩です。
毛のかたさ
「かため」、「ふつう」、「やわらかめ」の3種類が市販されています。一般的な硬さで効率よく汚れを落とすには「ふつう」のかたさがよいでしょう。歯周病が進行して歯ぐきが炎症を起こしている時や、歯ぐきから出血しやすい場合は「やわらかめ」を選びます。
歯ブラシの毛先の当て方と動かし方
前歯の裏側は、丸くカーブしているので歯ブラシを横から当てるだけでは十分に毛先が届きません。したがって、歯ブラシを縦にし、ブラシのつま先やかかとの部分を使って磨くようにしましょう。歯並びが入り組んでいる場所も、同様に歯ブラシを縦に使います。また、効果的に歯を磨くには、磨き残しの内容順番を決めて磨くことも大切です。
補助清掃用具の活用
歯ブラシだけではお口の中全体の6割ほどしか汚れを落とせないといわれています。デンタルフロスや歯間ブラシ、ワンタフトブラシなどの補助清掃用具を活用し、細かい部分や歯と歯の間の汚れもしっかり除去しましょう。
まとめ
毎日の歯磨き、せっかく時間をかけて行うからには効果的に磨きたいものです。今回ご紹介したポイントに気をつけながら、丁寧に磨くことを心がけてみてください。
きちんと磨けているか自信がない、磨き方がいまいちよく分からないという場合は、歯科衛生士が患者さまお一人おひとりにあった歯磨き用品の選び方や磨き方のチェック、アドバイスをいたします。当院までお気軽にご相談ください。
院長 平井典和