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口と鼻の健康を保ってウイルス感染対策

img2005_201岡山大学附属病院スペシャルニーズ歯科センターの岡崎好秀先生の新聞投稿にもありますが、ウイルスの感染を防ぐためには、体の入り口である口と鼻の健康を保つことは重要なポイントです。岡崎先生の記事を元に解説していきます。

img2005_202新型コロナやインフルエンザ対策としてあげられるのが朝起きてすぐの歯ブラシです。インフルエンザやコロナなどのウイルスは鼻や喉の粘膜に付着します。細菌であればこの時点で炎症をおこしますが、ウイルスの場合は粘膜の細胞の壁をこじ開けて細胞内に侵入し、感染状態になります。口の中の様々な細菌、役500種種類1兆個と言われていますが、これもまたウイルスの細胞内侵入をしやすくする酵素を出します。口の中に細菌が多い、汚れている、ということはウイルス感染の危険性がますことになります。

それでも昼間は、お口の中に出ている唾液の力で、守られています。唾液の様々な役割、抗菌作用、機会的洗浄作用、などは有効に作用します。しかし夜寝ている間は唾液がほぼ止まってしまうために、細菌は爆発的に増えています。つまり朝起きた時が最も口の中の細菌が増えて状態になっています。であれば朝一番に歯磨きをすれば細菌数が減少し、また歯茎は舌への刺激で唾液の分泌量が増え、ウイルスの感染リスクを下げることができる、と考えられます。

img2005_203もう一つの新型コロナやインフルエンザ対策ポイントは鼻呼吸です。呼吸をするときに口でするのか、鼻でするのか、同じ空気を吸うという動作ですが、その意味は全く違っています。鼻にはウイルス感染を防ぐ様々な仕組みが備わっているからです。
まず鼻毛。鼻に入ってすぐこの鼻毛でウイルスを含む大きめのホコリなどをブロックします。鼻毛にも2種類あり、切らないとかっこ悪いタイプの長く伸びるタイプと、鼻の表面に絨毯のように密集する短いタイプとあります。この短いタイプ(線毛)は、粘膜から出てくる粘液と一緒になってウイルスなどを絡め取り、喉の方向にベルトコンベアーのように動き、痰となって体外に排出されたり、胃に運ばれて胃酸で無害となったりします。

そして温度調節機能。冷たい空気を鼻から吸い込んでも、鼻の中に張り巡らされた毛細血管によって温められ、鼻を通過して、喉に辿りついたときには体温と同じくらいに温度上昇し、さらに湿度も80から85%なります。乾燥に強く湿気には弱いウイルスの生存率は低下します。
口呼吸ではそういった鼻のもつ防御機能が発揮されません。ウイルスの数は減らず、そのまま体内に入ってくる。乾燥した冷たい空気がそのまま喉の奥に送り込まれ。線毛のベルトコンベアーの動きも機能せず、ウイルスは容易に体内へ侵入してしまいます。

鼻炎がちの人など鼻呼吸が苦手という人がいます。またマスクをしていることでなんとなく息苦しく、マスクのしたで口を開けている人もいるのではないでしょうか。
なるべく口を閉じるためには口の周りの筋肉が普段使われていないことが原因の一つですので口を動かす運動「あいうべ体操」が効果的です。

ひらい歯科クリニックでも以前から推奨していますこの「あいうべ体操」ですがインフルエンザ対策として効果も認められてきました。福岡市開業の今井一彰先生はこの「あいうべ体操」の提唱者ですが、先生の指導の元、複数の小学校で試験的に導入したところ、インフルエンザにかかる児童が激減。導入前は40パーセント近かった罹患率が5パーセント以下になったケースもあります。今井先生の協力のもと、養護教諭を中心に「あいうべ体操」を実践した小学校はインフルエンザによる学級閉鎖がほとんどなくなったそうです。今井先生によれば、口周りを鍛える体操によってもともと口呼吸だった児童が鼻呼吸に転換したことがインフルエンザ罹患率の低下につながったのではないか、ということです。

img2005_204やり方は簡単です。「あー」「いー」「うー」「ベー」と大きく口と舌を動かす。1度に10回、1日3セットで合計30回やると舌の筋肉が鍛えられて舌先が上顎につくようになり、自然と鼻呼吸ができるようになります。「鼻呼吸なら薬はいらない」今井一彰著の中でも解説されています。また体操の刺激によって出る唾液によって口の中は潤い、舌は口の筋肉を動かすことで口周りの体温も上がります。

新型コロナウイルスの特徴はまだわからないことが多いのが事実です。日本感染症学会では現時点では症例によるがインフルエンザと似たような対応になるのではないかという見解を出しています。マスクが手に入りにくい現在、手洗い、うがい、以外の新型コロナ対策として、「あいうべ体操」も有効ではないでしょうか。
岡崎先生は「鼻呼吸こそ天然のマスク。口を病の入り口にしないよう誰でもいつでもできる予防法で免疫力を保とう」と呼びかけています。ひらい歯科クリニックでは新たな感染予防に努めながらも、健康のパートナーとしてお口の健康維持に貢献していきます。