ブログ・お知らせ | 小倉北区で歯医者をお探しなら、ひらい歯科クリニック

お電話でのご予約はこちら ご予約時間 9:00~18:00(土曜は9:00~17:00) 休診 : 木・日・祝日 9:00~18:00(土曜は9:00~17:00) 休診 : 木・日・祝日
小倉北区で歯医者をお探しなら、ひらい歯科クリニック

福岡県北九州市小倉北区で歯医者をお探しなら、
ひらい歯科クリニック

診療時間 9:00~18:00(土曜は9:00~17:00) 休診 : 木・日・祝日

虫歯予防にはフッ素って聞くけどどんな効果があるの?いつから使う?どうやって使う?

子供がフッ素を使う効果とは

赤ちゃんは生後6か月から9カ月くらいになると歯が生え始めますよね。
歯が生えるという成長が見れてうれしい反面、ママたちが気になるのが「虫歯問題」ではないでしょうか?

虫歯予防にはフッ素がいいと乳児健診などで聞いたことがある人もいると思います。
今回はそんなフッ素についてのお話です。
フッ素の効果やいつから使うべきなのか?どうやって使うのか?などなど。
ママたちの疑問にお答えします!

フッ素はホントに虫歯に効くの?

フッ素が虫歯に効くという話は聞いたことがあると思います。
でも、どういう理由で「フッ素は虫歯に効きます!」と言われているのか。
説明できる人はあまりいないかもしれませんね。
まず最初に、フッ素ってホントに虫歯に効くのか?どうして効くのか?というお話をしましょう。

フッ素には大きく分けて2つの効果があります。
・歯の質を強くする効果
・むし歯の原因菌が酸を出すのを抑える効果
です。

歯が生えてすぐのころ、歯の表面のエナメル質にあるハイドロキシアパタイト結晶がフッ素と結びつくとフルオロアパタイト結晶というものに代わります。
どちらも見た目は同じようなものなのですが、フルオロアパタイト結晶の方は酸に強い性質があります。
酸に強いということは虫歯に強いということですね。
更に最近ではフッ素が小さい虫歯にカルシウムの結晶を作って治してしまう「再石灰化作用」があるということも分かっています。

実は食事の度に、歯の表面では脱灰と再石灰化が行われています。
脱灰というのは歯から唾液中にカルシウムイオンやリン酸イオンが溶けだしてしまうこと。
これは食事をしていたら仕方のないことです。
そして再石灰化はご存知の通り、それらが再び歯の中に取り戻されることです。
この時溶けだしてしまったカルシウムイオンやリン酸イオンだけでなくフッ素イオンも一緒に歯に取り込むことができます。
すると、歯の質がフルオロアパタイト結晶になります。
このフルオロアパタイト結晶は酸によって溶けにくい性質がありますね。
ということで虫歯菌の出す酸にも打ち勝つことができる。
つまり、虫歯になりにくいのです。

むし歯の予防対策にはフッ素の力が一番効果的だと考えられています。
毎日のハミガキの時にフッ素を補給することで酸に負けない強い歯を作ることができます。

フッ素の利用は?いつから使うの?

では、ママたちが一番気になる点、いつから使えるの?というお話をしていきます。
フッ素は生え始めの歯のエナメル質にある…というお話を先ほどしましたね。
ポイントは「生え始めの」のところです。
つまり歯が生えてきたらすぐに使うのが効果的なんです。

乳歯は生後6ヶ月から3歳半頃までに生えそろいます。
永久歯(親知らずは除く)は4歳頃から中学3年生頃までに生えてきます。
ということで、その時期に使うと一番効果があります。
歯医者さんに行って「フッ素をお願いします」というとすぐにやってくれますよ。
歯ブラシか布で塗るだけなので痛みも恐怖心もありません。

また、中学生までフッ素うがいを続けた子は大人になっても虫歯が60%も少ないという研究が日本で発表されています。
更に最近では、大人の歯の根面のむし歯にも20〜30%の予防効果があるという研究報告もあります。
フッ素の利用は一生続けたほうが良ですね!

フッ素はどうやって使うの?

ではフッ素はどのようにして使うのがイイのでしょうか?
歯医者さんで?おうちで?と迷いますよね。

フッ素を使っての虫歯予防には2つの種類があります。
・経口的にフッ素を摂取する全身的応用
・歯に直接フッ素を作用させる局所的応用
です。

全身的な応用の代表的なものは、水道水のフッ素濃度の適正化です。
水道水からフッ素を摂取しよう!ということですね。
世界60カ国で行われており、3億6千万人もの人々がフッ素濃度を適正化した水道水を利用しています。
日本でも水道水のフッ素量適正化は幾つかの自治体で準備に入っていると言われています。
賛否両論あるので、全国的な導入には時間がかかりそうです。

その他の全身的応用法としては、30カ国で行われている食塩へのフッ素添加やフッ素錠の服用などがあります。
しかし、残念ながらどちらも日本では入手できません。

では、局所的な応用法としては何があるのかも見ていきましょう。
まずフッ素洗口です。
この方法は簡単で安く、低濃度フッ素を使用しているから安全という特徴があります。
5〜10ccのフッ素液を口に含んで、30秒または1分間飲み込まずにぶくぶくうがいをするだけ。
上手にうがいができる人が対象になります。
ぶくぶくうがいなら年少さんくらいでもできますね。
保育園や学校など集団の場で行う場合、少ない経費で一度にたくさんの子どもたちに応用できますので、コスパがイイ方法です。
毎日1回ずつ洗口する方法と、1週間のうち1日だけ実施する方法があります。
もちろん、おうちで実施するという方法もあります。
最近ではフッ素洗口液がドラッグストアなどでも売っていますよね。
お手軽に虫歯予防できます。

その他の局所的応用法としては
・フッ素塗布
・歯みがき剤へのフッ素添加
があります。

フッ素塗布は比較高濃度のフッ素の液やゲルを歯に塗布する方法です。
高濃度のものということで、歯医者さんでしか塗ってもらえません。
通常では1年に2回〜4回、むし歯になりやすい子供は、2ヶ月に1回ずつというように回数を増やします。
また、歯が次々と生えかわる時期には、定期的に実施しないとする必要もあります。
歯医者さんによってフッ素塗布の金額はさまざまですが、子供なら乳児医療証を出すと保険の範囲内で行ってくれるところもあります。

歯みがき剤へのフッ素添加はもうおなじみですね。
フッ素入りだからといって歯みがき剤の値段が高くなることはありませんので、安心です。
子どもからお年寄りの人を含めて自分の歯の残っている人すべてに対してフッ素入りの歯みがき剤をつかうといいと言われています。
でも、歯磨剤を毛先にほんの少ししかつけなかったり、歯みがきが終わった後のうがいをしすぎるのはNGです。
せっかくのフッ素が効果を発揮できません。
少なくても歯ブラシ毛の部分の半部量をとり、うがいも軽く2〜3回程度というのがおすすめですよ!

【最後に】

いかがでしたか?
フッ素の虫歯予防効果は結構凄そうですよね!
歯医者さんで健診がてらフッ素を塗ってもらって、毎日は洗口液と歯みがき剤で対応するというのがいいそうです。

ただし予防効果がある順番では
水道水のフッ素量適正化>フッ素洗口>フッ素塗布>歯みがき剤へのフッ素添加
ですので、併用しながらやっていくといいと思いますよ☆