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歯の色、白さが人によって違う理由

2023.02.13

こんにちは!

北九州市小倉北区のひらい歯科クリニックです。

歯の色や白さには個人差がある?

近年は歯を白くするホワイトニング治療が人気ですが、そもそもなぜ歯の色や白さは人によって違うのでしょうか?

歯の色を決めるのは、歯の表面のエナメル質とその下の層の象牙質の色によります。エナメル質は白色半透明で、象牙質はやや黄みがかった色をしています。このエナメル質の厚さや色、そして象牙質の色が、その人の生まれつきの歯の色を決めるのです。

歯の色に個人差がある先天的な理由

人の歯の色に個人差がある最も大きな要因は、歯の表面のエナメル質の厚みです。エナメル質が薄ければ、その下の象牙質の色が透けて歯が黄みがかって見えます。一方、エナメル質に厚みがある場合は、象牙質の色が隠れて歯が白く見えるのです。我々日本人は、欧米人に比べると黄色味のある歯をしています。これは欧米人よりもエナメル質が薄いことが影響しているようです。

また、エナメル質そのものの質も歯の色に影響してきます。エナメル質の透明度が高い人は、象牙質の色が透けて歯が黄みがかって見えます。一方、エナメル質の透明度が低い場合は、歯が白く見えます。

同様に、象牙質の色も歯の色を左右します。象牙質の黄みが強いと、歯も黄色っぽく見えます。加齢によって歯が黄色っぽく見えることもあり、これは象牙質の厚みが増し、黄色味が強くなるためと考えられています。

歯の色に個人差がある後天的な理由

生まれつきの歯の質ではなく、生活習慣や歯の疾患などにより歯の色が変わることもあります。例えば、むし歯や打撲などによって歯の神経が死んでしまう(歯髄壊死)と、歯の色は灰色のような暗い色に変色します。これは、神経が死んでしまったことにより壊死したタンパク質が歯の象牙質を変色させることによって生じます。

また、エナメル質が摩耗することによって象牙質の色が透けやすくなり、歯が黄色っぽく見えることもあります。エナメル質の摩耗は、強い力での歯磨きなど、機械的な刺激により生じます。

このほか、コーヒーやワイン、煙草のヤニなどによって着色するケースや、歯磨きで歯の汚れがしっかり落とし切れていないことで歯が黄ばむケースもあります。

まとめ

以上のように、歯の色や白さには先天的な要因、後天的な要因の双方が深くかかわっています。ホワイトニング治療を検討なさっている方は、これらの要因を見極めたうえで適切な治療方法を選択できるよう、担当医とよく相談するとよいでしょう。

歯の色やホワイトニングについてご興味・お悩みのある方は、ぜひ当院までお気軽にご相談ください。

院長 平井典和

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