治療の流れ
こんにちは!
北九州市小倉北区のひらい歯科クリニックです。
歯科医院を訪れてからの治療の流れ
できれば歯科医院へはいきたくない!あの音嫌い!あのにおいが苦手!という人もちらほら…。歯科医院は気軽に行くにはハードルが高めな場所ではありますが、健康な歯を保つためには行かないわけにはいきません。 まず治療にとりかかるまでの手順を確認していきましょう。
歯科医院で最初にすること
歯が痛い…いよいよ覚悟を決めて歯科医院に乗りこみます!久しぶりに行くなら、ちょっとドキドキするかもしれませんね。初めての診察の時は、本人の病歴や体質を聞くことからはじまります。
問診:治療に関する質問をされます
最初に、いつから・どこの部位が痛いのかなどの症状を伝えます。初めての診療の場合は、抜歯の経験、全身的な病歴、薬のアレルギーがないか、治療の要望などを質問します。歯科医が治療の参考にするものなので、正直に答えましょう。尚、質問の答えについての守秘義務はは厳守されます。
実際の治療までの準備
問診がおわったら、いよいよ口の中の状態を調べます。最初にミラーや探針をつかって、痛い歯はどれか、虫歯はないか確認します。
①視診
患者が痛いと思う歯と、実際の虫歯では場所が違うことがあるので、治療する歯を確認します。ミラーで歯の裏側を見たり、ピンセットで歯の動きを見たり、エアーをあてしみる原因と思われる箇所を探ったり、歯を軽くたたいて痛さを聞いたりします。
②レントゲン撮影
治療をするべき歯を確認したら、その歯がどういう状態なのかを調べるために、レントゲンを撮ります。虫歯が原因なのか、歯周炎が原因なのか、骨に原因はないのか、レントゲンを参考に、歯科医は治療方針を考えます。
③症状や治療方針の説明をきく
レントゲン写真を見ながら、虫歯の状態や、どのような治療をするのかを説明します。患者は、わからないことやかかる費用について知りたいことは、この時質問すると歯科医がわかる範囲で丁寧に教えてもらえるでしょう。もちろん、後日わからないことがあれば、診察時に聞いても問題ないでしょう。
④治療開始
治療方針に従って、治療が開始されるでしょう。もちろん、治療途中で通院可能期間や通院回数、痛みへの強さなどの患者さまの希望や、虫歯の進行具合などにより、治療方針が変更することは少なくありません。その都度、わからないことは質問しましょう。
こういうときどうしたらいいですか?
昔のトラウマで歯科医院が怖くてたまらない。これって言ったほうがいいですか?
初めての治療のとき、歯科医やスタッフが問診するときに、伝えていたほうがいいでしょう。痛いのが苦手、あるいは子供が歯の治療を極端に怖がっているようなときも、そのことを伝えておくといいでしょう。
妊娠中・授乳中ですが、歯科を受診してもいいですか?
妊娠中は胎児への影響を考慮する必要があります。例えば、レントゲン撮影は、胎児への影響を考慮して治療上必要な枚数のみ、最小限にとどめるのが一般的です。治療の内容によっては、出産後にしたほうがいい治療もありますが、まずは見せてもらわなければ判断できません。歯科医と治療方針をよく相談しましょう。
院長 平井典和