一般歯科 歯周病治療(歯周内科)入れ歯/義歯 3Mix法 小児歯科 滅菌・院内感染対策

管理栄養士の食事の話

ひらい歯科クリニックの管理栄養士

略歴

  • 東筑紫学園高等学校 食物文化科 卒業
  • 九州栄養福祉大学 食物栄養学部
  • 食物栄養学科 卒業
  • ひらい歯科クリニック入社
  • 現在に至る

セミナー受講歴

  • 調理師免許
  • 全国高等学校家庭科
  • 食物調理技術検定1級
  • 管理栄養士免許

趣味

  • フェスやライブに行くこと
  • ランチ巡り

一言メッセージ

こんにちは、ひらい歯科クリニック 管理栄養士の野村彩夏です!

みなさん、美味しい食事は好きですか?
美味しい食事を食べるにはお口の健康が第一です
一生美味しく食べられるようにお手伝いする存在でありたい
お口は消化管の入り口である お口の健康は体の健康につながる
ひらい歯科クリニックの理念である「私たちは歯科医療を通じて来院者の健康で豊かな生活に貢献します」
のひとつとして管理栄養士の立場からアプローチしていきたい

コンテンツ

  • 「糖質」にも種類があります
  • 「キシリトールは歯に良い」って本当?
  • 正しいおやつの食べ方
  • 噛む回数の話

「糖質」にも種類があります

「糖質」と一概にいっても、種類がたくさんあります。大きく3つにわけると以下の通りです

単糖類
  • ブドウ糖
  • 果糖など
二糖類
  • ショ糖
  • 乳糖
  • 麦芽糖
多糖類
  • でんぷん
  • 食物繊維など

特に、むし歯菌が好むのが砂糖の主成分であるショ糖です。

ショ糖とは、ブドウ糖が果糖と結合したものです。 ブドウ糖でネバネバを作り歯にひっつき、果糖から乳酸を作って歯を溶かします。 ブドウ糖や果糖単体では活躍しにくいむし歯菌もこの二つがくっついたショ糖が大好物なのです。

かといって、単体ではむし歯にならないというわけではありません。 むし歯の原因は、歯の質やむし歯菌、食べ物と時間によってできてきます。 甘いものだけでなく、食事をしたらしっかりと適切なケアしましょう。 わたしたちの食事に一番密接な栄養素である「糖質」を上手に摂って、美味しい食生活を送りましょう!

「キシリトールは歯に良い」って本当?

近年、メジャーとなっているキシリトール。歯磨き粉やお菓子など、様々なところで目にしますよね。

今回のコラムでは、実際にキシリトールはどんなものなのかご紹介します

キシリトールとは、普段お菓子などに含まれるものは人工的に作られていますが、主に野菜や果物の中に多く、特にカリフラワーやイチゴなどのベリー系の果物に含まれています。

むし歯菌は糖質をえさにして酸を産出しむし歯を作り出しますが、キシリトールでは酸が生まれません。その上、むし歯菌の活動を弱める働きがあるので、むし歯予防に最適というわけなのです。

そして、キシリトールを継続的に摂取することでむし歯菌そのものが減る研究結果も出ています。

キシリトールは積極的に食べても問題ありません!

1日あたり5~10gの量を3回に分けて食べると効果的!

歯科医院専用のガム(キシリトール含有量1.3g)なら4~8粒くらいを継続して食べましょう。

正しいおやつの食べ方

みなさん、おやつと聞くとどんなものが浮かびますか?多くの方がケーキやドーナツなど、甘いものが浮かんだと思います。

確かに間違いではありませんが、本来おやつとは「3食では足りないエネルギーを補強する」という“間食”としての意義があります。

特に幼児期の場合、からだの大きさに対して相対的に栄養素等の必要量が多いため、一日3回の食事のみで摂取するのは難しいのです。

量と回数を表にしたので参考にしてくださいね

 どれくらい?いつ?
1~2歳 1日のエネルギーの10~15% (100~160kcal) 1~2回 (朝10時と昼15時)
3~5歳 1日のエネルギーの15~20% (~200kcal) 1回 (昼15時)

食べてはいけない!というものはありませんが、時間をあけず何回も食べる「だらだら食べ」は肥満の心配だけでなく、虫歯になりやすい状態になってしまいます。

3食が十分取れているときは、果物や牛乳などでも構いません。甘いものを食べてはいけないわけではないので、おやつとしての楽しみを感じることも大切なことです。 おいしくおやつを食べた後は、しっかり歯みがきをして歯を大事にしましょうね。

噛む回数の話

自分が食事で何回噛んでいるか、ご存知ですか?

弥生時代では3990回、鎌倉時代では2645回、江戸時代に1465回、一度の食事で咀嚼をしていました。この時代の流れだけでも1400年あいだが空きますが、弥生時代では干物やおこわ、鎌倉では現代の和食の基本がそろったとされており、江戸時代にもなると今わたしたちも食べている会席料理などの原型もできてきています。

今私たち現代人は何回噛んで食事しているでしょうか?

答えは、620回です!なんと、卑弥呼さまの6分の1です! 昔は一口30~40回だったのに対し現代では一口10~15回が平均とされています。 その要因としては食事の洋風化や食品加工の進歩があげられます。 圧力鍋やミキサーなど、どんな硬いものもトロトロに煮込めたり、食べやすくしたりすることができるようになりました。

自然に噛む回数が少なくなる現代では、いかに噛むように工夫するかが大切になります。 サラダのキュウリって薄切りや小口切りなどが多いと思いますが、乱切りや短冊切りに切ってみると歯ごたえの良いサラダになりますしきんぴらごぼうは細目も美味しいですが、気持ち大きめに切ってみることで自然に噛む回数アップにつながります!

食材の選び方も、食物繊維豊富なきのこ類やコリコリした食感が特徴の海藻類などがオススメです。

野菜も葉物や柔らかいものだけでなく、根菜も豊富にとりいれることで知らず知らずのうちに噛んでしまう料理に仕上がるので、ぜひ取り入れてみて下さいね!